一昔前までは、韓流といえばマダム世代が連想されていましたが、現在は若者を中心に老若男女問わずK-POPや韓国ドラマが親しまれています。
昨今、BTSの世界的活躍など日本でも第4次韓流ブームと呼ばれる中、注目を浴びているのが「韓国語」です。
「韓国語を話せるようになりたい!」という人が急増しているのです。
- 好きなK-POPアイドルの言葉を理解したい
- 韓国ドラマを字幕なしで見たい
- 韓国旅行で韓国語を使いたい
- 韓国に留学したい
このように、韓国エンタメをきっかけに韓国語を興味を持つ若者が増えており、日本語・英語の次の第三言語として韓国語を選ぶ人も増えています。
特に、韓国語と日本語はよく似ていることから日本人が学びやすい言語であるということも人気の要因の一つです。
このように学びやすい言語であるということから、独学で韓国語を学んでいる人が多くいます。
文字の読み書きや単語を暗記、基本的な文法の学習などは独学で進めることができますが、ある一定のところまでくるとほとんどの人が大きな壁にぶつかってしまいます。
毎日一生懸命勉強しているのに・・・
- 韓国ドラマを見てもさっぱり意味がわからない!
- 韓国人と話す機会があったのに言葉が出てこなかった(泣)
- 推しの動画を見ても字幕なしじゃわからないままだ・・・
- 自分なりに勉強しているのに習得できているのかわからない
- 実際に使う機会がないのでいまいち手ごたえがない
2年間努力して勉強してきたのに、全然話せるようにならないんだけど、どういうこと!?
多くの人がぶるかる壁、それは「なんとなくわかるのに話せない!」ということです。
それは間違った勉強法で韓国語を習得しようとしているからかもしれません。
この記事では、独学で韓国語を勉強しているのになかなか上達しない理由5つを解説します。1つでも当てはまることがあれば、記事の最後にある方法を取り入れてみてください!
どんなに頑張っても、正しく努力しなければ話せるようにはなりません!
この記事を読めば、自分の努力と結果が釣り合わないなぁと悩んでいる人も改善できるヒントがみつかります。
ぜひ、韓国語の学習の参考にしてください。
独学で上達しない理由①勉強の習慣化ができていない
独学の落とし穴の1つである「習慣化」。
自分では勉強しているつもりでも、実は日や気分によってバラつきが出てしまっていることがよくあります。
- 今日はやるけど明日はやらない
- 今月は時間がないから来月頑張ろう
このような感覚で独学をしても、話せるようになるまでレベルアップさせることは難しいでしょう。
独学の良さは自分のペースで進められることですが、韓国語の勉強が習慣化するまではきちんと決められた日・時間に韓国語と触れ合うようにしましょう。
独学で上達しない理由②勉強時間が確保できていない
なぜ独学で韓国語を勉強しようと決めましたか?
- 「時間がない」
- 「なるべく費用を抑えたい」
- 「趣味程度に楽しくしたい」
学校や仕事などの本業が忙しくて時間がなかったり、勉強にお金をかけたくないという思いや趣味で楽しく韓国語が分かるようになれたらいいなど様々の理由があって独学をしていると思います。
独学は好きなときに好きなだけ勉強できるというメリットがありますが、語学習得の目安は時間数で表します。
例えば、日本人が韓国語を習得するのに必要な時間数は600~750時間です。
https://www.tandem.net/ja/how-long-it-takes-to-learn-a-language
このことを踏まえると、1日1時間勉強しても2年以上はかかることになります。
独学で上達しない理由③暗記の達人になっている
韓国語を学ぶ最初のステップはハングルを覚えることです。
その後、単語や文法を覚えていくことになります。
ここではまってしまう落とし穴が、「暗記の達人」になってしまうことです。
特にまじめでコツコツと努力できる人がはまりやすいので要注意です。
毎日机に座って決まった時間を韓国語の勉強にあてていたり、隙間時間には必ず単語帳を開いたりと一生懸命韓国語の勉強ができることはとても素晴らしいことなのです。
しかしこのことは基本中の基本であり、ある一定のレベルまで達するとこの勉強法だけでは伸び悩んでしまいます。
「日本人はテストの点数はいいのにスピーキングがだめだ」と揶揄されるのがわかりやすい例です。
まじめで努力家な人が多いとされる日本人は机の上の勉強は得意ですが、話したり伝えたりという表現が苦手だとされています。
独学で上達しない理由④モチベーションが維持できない
独学の最大の敵は「孤独」です。
どんなにさぼっても叱られることもなければ、どんなに頑張っても褒められることもありません。
最初は入ってくるものすべてが新鮮で覚えたことがわかると嬉しくてどんどん学習が進むのですが、途中単語や文法の暗記ばかりになったり、わからないところがなかなか理解できない放り投げたくなってしまうのです。
特に、わからないことは自分で解決しなければならないということはレベルが上がるほど難易度が高くなってきます。
自分が書いたり話していることがあっているのか、通用するのかを知る由もありません。
そんな時にモチベーションを保っていく方法を自分なりに見つけていなければ、独学の道はかなり険しくなります。
独学で上達しない理由⑤試験のための勉強になっている
最後の理由は、少しレベルの高い話になります。
一生懸命勉強しているのに、韓国語が上達しない理由が「試験のための勉強になっている」という点です。
韓国語を勉強するにあたって様々な目標を持つ人がいます。
わかりやすいのが「ハングル検定」や「TOPIK(韓国語能力試験)」合格を目標とすることです。
これらを目標とすることは、留学や就職試験、キャリアアップに有利に働くのでとてもおすすめです。
しかし、はまらないでほしいのは韓国語の学習が「試験のための勉強」になることです。
例えば、日本では義務教育の時から英語教育が実施されています。
しかし、義務教育で3年以上英語を学んで、日常会話ができるようになっている人はどれくらいいるでしょうか。
不思議なことに、試験では好成績にもかかわらず、いざ会話をしてみると全く話せない人がほとんどなのです。
試験さえ受かれば、話せなくてもいい!
という人はスルーしてください。
しかし、
韓国語で会話できるようになりたい!
という人は「試験のための勉強」にならないよう気を付けましょう。
その方法は次の章から説明していきます。
独学で韓国語を話せるようにならない原因は?
一生懸命勉強をしているのに、話せるようにならない原因を5つ紹介しました。
- 勉強の習慣化ができていない
- 勉強時間が確保できていない
- 暗記の達人になっている
- モチベーションが維持できない
- 試験のための勉強になっている
5つの原因は、一方で独学で語学を勉強することの難しさでもあります。
しかしその中でも「話せるようにならない」ということ焦点を置くと、明らかな原因があります。
その原因は、ずばり【アウトプットの量が少ない】ということです。
「アウトプット学習」ができているかどうかが韓国語に限らず語学の上達を左右するといっても過言ではありません。
そして独学において一番困難となるのがこの「アウトプット学習」となります。
なぜなら、「アウトプット学習」には必ず相手が必要となるからです。
独学で一生懸命頑張れば頑張るほど「アウトプット学習」が減るというジレンマがあります。
文法や単語を覚えたり、机の上で問題集を解いたりすることが独学の中心になるからです。
沢山単語も覚えたし、そろそろわかるようになったはず!!
期待を込めて、韓国ドラマや推しの動画を見てみたものの・・・
いや、全然理解できないじゃん!!!
このように、自分の努力や労力に対して、結果が伴わずに肩を落としてしまう人が多いのです。
最悪の場合、モチベーションが保てずに韓国語の勉強を諦めてしまうということにもなりかねません。
このように単語や文法を覚えたり、動画を見て確認をするという勉強方法はすべて『インプット学習』となります。
それは社会の歴史の年号を覚えたり、理科でオームの法則を覚えるような暗記が中心の学習方法です。
言ってみれば、社会や理科は「インプット学習」するしかないとも言えます。
国語で漢字を覚えたり算数で九九を覚えることも同じです。
『インプット学習』は語学の学習において基礎となるとても大切な勉強方法です。
独学で中心となるのは単語の暗記や文法の型を覚える「インプット学習」です。
しかし、語学の学習では『インプット学習』に加えて『アウトプット学習』がとても重要なのです。
例えば・・・
漢字を覚えるように韓国語ではハングルを覚えます。
日本語で語彙を増やすように、韓国語では単語や文法を覚えていきます。
では、私たちはどのようにして日本語をはなせるようになったのでしょうか?
それは、子どもが言葉を話せるようになる過程を想像するとわかりやすいです。
赤ちゃんは何も話せません。
お父さんやお母さんの話しかけてくる言葉をたくさん聞いて、言葉の欠片を拾います。
すると、言葉の欠片を真似して発するようになります。
その後、どんどん言葉の欠片をつなげることができるようになってマスターしていきます。
これを語学学習に当てはめると赤太字になります。
赤ちゃんは何も話せません。(勉強開始)
話しかけられる言葉を聞いて、言葉の欠片を拾います。(単語インプット)
すると、言葉の欠片を真似して発するようになります。(発音アウトプット)
その後、どんどん言葉の欠片をつなげることができるようになってマスターしていきます。
(文法インプット)(スピーキングアウトプット)
これを見ると私たちは日本語を話すまでにいつのまにか「インプット学習」と「アウトプット学習」をしていたことに気が付くはずです。
そこで独学で話せるようにならない原因となっている壁が「アウトプット学習」であることがわかります。
「アウトプット学習」は一人ではほぼ不可能だからです。
独学で韓国語を話せるようになる方法!
え!じゃぁ、これまでやってきた勉強は意味ないの?
そんなことはありません!
独学では難しい「アウトプット学習」をサポートしてくれるコンテンツをうまく利用することで独学でも格段に話せるようになる確率が上がります。
最近ではインターネットのおかげで「アウトプット学習」をサポートしてくれるコンテンツを沢山につけることができます。
15年前はそんなありがたいコンテンツなんてなかったから
韓国語教室に通うしかなかったなぁ・・・
ここでは数ある通信講座の中から特に「アウトプット学習」におすすめのコンテンツを3つ紹介します。
「アウトプット学習」補完コンテンツ①トリリンガルのトミさんのサービス
トリリンガルのトミさんは言わずと知れたエディチューバ―の先駆け的存在です。
※エディチューバ―:教育に特化したユーチューバー
トミさんが提供するコンテンツがまさに優良で有料級なのでぜひ活用してください!
- トリリンガルのトミYoutubeチャンネル
無料コンテンツ - 3行日記添削サービス
\6,980(税込) / 月
→無料体験3日間 - 発音添削サービス
\12,980(税込) / 月
→無料体験3日間 - 学習サポート
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\ 他にも学習コンテンツがたくさん /
「アウトプット学習」補完コンテンツ②通信講座
「アウトプット学習」のサポートコンテンツとして通信講座もおすすめです。
たくさんの通信講座がありますが中でもおすすめはユーキャンのピンズラー韓国語とUdemyのコンテンツです。
ユーキャン『ピンズラー韓国語』
ユーキャンのピンズラー韓国語はとにかく話せるようになりたい人におすすめです。
ピンズラー方式はまさに子どもが言葉を話せるようになる過程を再現した教材です。
テキストや文字教材をあえて使わずに、耳と口だけで言語学習をしていきます。
「アウトプット」に絞られた学習方法なので、独学でインプット学習を頑張っている人に最適な教材と言えます。
詳しくは以下の記事にまとめているので興味のある方は参考にしてみてください。
レベルⅠ:初級~ 発音や基礎を学びたい人向け
レベルⅡ:中級~ より多様な表現を学びたい人向け
CDコース | 29,000円(税込) ※分割の場合は29,700円(税込) |
アプリコース | 19,000円(税込) |
講座一覧のピンズラー韓国語から詳細に飛べます。
Udemyの韓国語コンテンツ
Udemyはアメリカに運営会社を持つオンライン講座です。
10,000以上のオンラインコースの中から選ぶことができるので世界で親しまれています。
実は、韓国語講座も7つのコースが用意されており、それがどれも優秀なのです!
無料の講座があるのもとても嬉しいポイントです。
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韓国語を独学で話せるようになるコツ!
独学で一生懸命勉強しているのになかなか成果が出ない理由を説明しました。
- 勉強の習慣化ができていない
- 勉強時間が確保できていない
- 暗記の達人になっている
- モチベーションが維持できない
- 試験のための勉強になっている
そして特に独学でつまずいてしまう「スピーキング」が上達しない理由は「アウトプット学習が少ない」ことでした。
その独学で難しい「アウトプット学習」を補完するツールを利用することで、これまで「インプット学習」を頑張れば頑張ってきた人ほど飛躍的に語学力が伸びることが期待できます。
おすすめなのは、トリリンガルのトミさんのコンテンツや通信講座を利用して、独学で難しい「アウトプット学習」をサポートしてもらうことです。
トリリンガルのトミさんのYoutubeコンテンツは無料とは思えないほどの内容がつまっています。
そのトミさんの提供している『3行日記添削サービス』や『発音添削サービス』は独学でインプットした成果を確認するのに大変役に立つサービスです。
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同じようにアウトプット学習に効果的なのは「通信講座」の利用です。
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通学とオンライン選べることも支持されています。
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普段、独学で頑張っているみなさん!
「アウトプット学習」を強化して、独学でも韓国語ペラペラになっちゃいましょう♡
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