韓国ドラマ『梨泰院クラス』のあらすじ・感想・おすすめポイント

2020年話題になった韓国ドラマといえば『愛の不時着』と『梨泰院クラス』ではないでしょうか。
ちまたでは冬のソナタ以来の韓国ドラマブームと言われ、
韓流ファンだけではなく、日ごろあまり韓流に興味のない層まで巻き込んで
話題となっているのが特徴的ですね。

今回この話題作『梨泰院クラス』のあらすじ・感想・おすすめポイントをまとめたいと思います。

  1. 復讐劇のストーリーが面白い
  2. 社会問題を反映した先進的なシナリオ
  3. 個性的なキャラクター
  4. 展開が早くて見どころ満載
  5. 曲が頭から離れない
  6. 幸せと愛のカタチ
目次

基本情報

放送局:韓国、JTBC, Netflix
放送期間:2020年1月31日~2020年3月21日
主要キャスト:
パク・セロイ(パク・ソジュン)
チョ・イソ(キム・ダミ)
オ・スア(クォン・ナラ)
チャン・デヒ(ユ・ジェミョン)
チャン・グニョン(アン・ボヒョン)
チャン・グンス(キム・ドンヒ)

簡単あらすじ

真面目で実直な主人公【パク・セロイ】が外食チェーントップの財閥一家に
家族や生活を奪われ、それでもめげずに復讐のために奮闘する物語。
その復讐のためにチョ・イソをはじめとする仲間がセロイを支え、
またそこには愛の物語も絡んできます。
幸せとは何か、愛とは何か、現代をとりまくそれぞれが抱える問題、空虚感を
仲間と出会い、目標を達成していく中で見つけていきます。

Youtube : 『梨泰院クラス』Netflix公式予告

評価

JTBC公式HPより

総合 : [star rate=”4″ max=”5″ number=”1″]

胸キュン度 :[star rate=”3″ max=”5″ number=”1″]
コミカル度 :[star rate=”2″ max=”5″ number=”1″]
シリアス度 :[star rate=”3.5″ max=”5″ number=”1″]
ミステリー度:[star rate=”1.5″ max=”5″ number=”1″]
イケメン度 :[star rate=”3.5″ max=”5″ number=”1″]
美人度   :[star rate=”2″ max=”5″ number=”1″]

感想

『愛の不時着』と並び、2020年を代表する韓国ヒットドラマということで見てみました。
ちまたでは【愛の不時着派】と【梨泰院クラス派】と論争が繰り広げられているとか!?
そこでいうなれば・・・

あーたん

断然、梨泰院クラス派~!!


なのですが、なぜかというと単純にあーたんは社会派のストーリーが好きだからです(笑)
ストーリーはわかりやすく主人公が仲間に助けられながら復讐していく
わかりやすいの物語なのですが
その節々に財閥と警察との癒着、若者の抱く精神的な空虚感、
LGBT、民族とアイデンティティの問題・・・などなど
現代社会が抱く問題が散りばめられています。

またそこに、人生の目的や幸せとは何か、愛のカタチ、というところまで
考えさせられる内容となっていて見ごたえ抜群です!

ネタばれあり あらすじ・感想

パク・セロイ

JTBC公式HPより

まず、主人公のパク・ソジュン演じるパク・セロイですがインパクトありありです。
ドラマの中でも言われていますが【イガグリ頭】は
前髪が短くスパーっと一直線で特徴的です。
癖が強くてはじめはすごく気になるのですが、段々見慣れてきます。
そして次第にかっこよく見えてくるからあら不思議・・・(笑)

セロイは父親の務める長家グループの息子チャン・グニョンと同じクラスになり
ホジンをいじめていたグニョンを止めて目を付けられます。
グニョンは財閥の息子ということで先生からも悪事を見逃されていましたが
正義感強くまっすぐな男、セロイはグニョンを見逃すことはできず手を出してしまいます。
このことにより、父親は長家グループを退職することになります。

ここで初めてセロイは宿敵長家グループの会長、チャン・デヒと対面します。
そして、息子の前で土下座すればこの件は見逃すと条件を提示しますが
真っすぐな男は屈しません。
父親に教わった【信念を持って生きろ】という言葉のもと
過ちを犯した人に謝ることはできない、ただ殴ったのは事実なので退学すると言います。
そんな息子を見た父親は【息子がかっこいい】と言って退職を選びました。

父親と第2の人生を送ろうと思っていた矢先に
チャン・グニョンが乗る車に父親をひき殺されてしまいます。
ひき逃げ事件として扱われたものの、
チャン・デヒ会長の一声で犯人はすり替えられ
グニョンが犯人だとわかって問い詰めセロイは
逆に暴力事件として懲役刑を受けることになってしまいました。

セロイは長家グループをつぶすため
外食業界でトップを目指し居酒屋を開きます。

チョ・イソ

JTBC公式HPより

そして第二の主人公、キム・ダミ演じるチョ・イソも
王道の美人さんではなく(←失礼)味のある女優さんですね。
第一話では高校生から最終話では20代半ばの女性まで演じています。
(これに関してはセロイも一緒で韓国ドラマあるあるですが・・・)

第一話では、イソがカウセリングを受けているところから始まります。

【地球が滅びればいい】だというイソは
【人生は同じことの繰り返し】で【生きるのが面倒】だといいます。
【成功の秘訣は努力すること】【ひたすら頑張ること】を知っていて
人は人生のどのステージにいても目的が変わるだけで【努力の連続】だと言っています。

そんなイソは自称ソシオパス(社会不適合者)でありながら
インフルエンサーとしての影響力を持ち人を動かすことに長けていました。
イソはセロイに惹かれ、振り向いてもらうために
セロイの居酒屋のマネージャーとしてセロイの右腕となっていきます。
イソのマーケティング能力は確かなモノでセロイの居酒屋はどんどん発展していきます。

オ・スア

JTBC公式HPより

ヒロインと見せかけてヒロインとならないのが
クォン・ナラ演じるオ・スアです。
親を亡くし養護施設で育ったスアは
養護施設の食料調達の担当者であったセロイの父親を
アジョッシ(おじさん)として慕っています。
スアもまたセロイ、グニョンのクラスメイトであり
グニョンから気に入られるほどの美貌を兼ね備えていますが
次第にセロイに惹かれていきます。
そして、セロイの初恋の相手ともなります。

ただ、とても勝気な彼女は最後まで好きとは言えず
セロイはずっと変わらず【セロイは私が好き】という言葉でしか表現できません。

スアはセロイの父親を殺した犯人はグニョンであることはわかっていながら
チャン・デヒ会長の圧力により長家グループの一員の道を選ぶことになります。

チャン・デヒ

JTBC公式HPより

外食業界トップの座を一代で築き上げた長家グループの会長であり
財閥という権力のもと国家権力まで動かしてしまうひどいおじさんです。

息子の殺人をもみ消したかと思えば、
長家グループを守るためには、息子を売ってしまう
長家を守るために何でもしてしまいます。
そんなチャン・デヒ会長もはじめは
【家族に飢えさせたくない】という信念のもと
小さな屋台から必死で築き上げてきたという過去があります。

おすすめポイント

ここからは梨泰院クラスのおすすめポイントをまとめてみました。

  1. 復讐劇のストーリーが面白い
  2. 社会問題を反映した先進的なシナリオ
  3. 個性的なキャラクター
  4. 展開が早くて見どころ満載
  5. 曲が頭から離れない
  6. 幸せと愛のカタチ

復讐劇のストーリーが面白い

純粋にストーリーが面白いです。
復讐劇は見ていてスカッとしますし、
パク・セロイ VS チャン・デヒという構図が
とてもわかりやすいので見ていてまったく疲れません。

絶対的な権力をもつ財閥に
因縁持たれた前科者が立ち向かい復讐を果たすというのは
現実世界ではとても難しいシチュエーションもやり抜いてしまいます。

あーたんが注目したのは
復讐の相手に対して、
資本主義経済という枠組みの中でまっとうに復讐をやりとげる
というのがいいなと思いました。
真っすぐな男パク・セロイならではの手段だなと。

この物語に置いて【土下座】が一つのキーワードとなっています。
それは息子を殴ったセロイに土下座すれば許すといったのにしなかったセロイに
土下座をさせるために権力で追い込もうとするチャン・デヒ会長と
本当に過ちを犯した人が謝るべきであり
父親を殺した息子とそれをもみ消した父親に
土下座させるために奔走するセロイを象徴する物語のキー動作になるからです。

最後、評判を落とした長家グループを買収すると宣言したセロイに
末期がんで余命僅かのチャン・デヒ会長が土下座をするシーンがあるのですが
セロイが言い放った一言が
『これはビジネスです』です。


まさに資本主義社会で
資本主義経済で悪に勝利した瞬間でした。

社会問題を反映した先進的なシナリオ

梨泰院クラスでは、復讐劇の中に現代が抱える社会問題が散りばめられています。

1つ目は韓国社会が抱える財閥問題。
韓国ではいまだに大きな財閥が存在し、
最近だと大韓航空の『ナッツリターン』問題が記憶に新しいかと思います。
財閥に対する韓国内のフラストレーションを解消する意味でも
意義のあるストーリーだったかと思います。

2つ目はLGBTについて。
近年、日本でもLGBT同士のパートナー契約など
新たな制度が訴求されていますが
梨泰院クラスではそのことについても取り上げています。
タムバム(セロイの居酒屋)のオープニングメンバーとして働く
マ・ヒョニはトランスジェンダーでドラマの途中で
女性として生きることを選ぶことが描かれています。
仲間はそれを祝福し、女性としてのマ・ヒョニを
自然に受け入れています。

3つ目は国籍とアイデンティティについて。
タムバムのオープニングメンバーとして仲間入りしたトニーは
アフリカ系の容姿をしながら自分は韓国人だと言い張ります。
トニーは確かに英語が話すことができませんが韓国語はペラペラです。
容姿だけでアフリカ人と決めつけられることに憤りを感じており、
仲間であるはずのイソにも『韓国人には見えない』として
韓国人とは認めてもらえません。
しかし、探していた韓国人の父親の現在をつきとめ
無事に自分のアイデンティティのある韓国籍を取得します。

WEB漫画が原作ということもあり、踏み込んだ内容にも触れていて
リアルな若者の共感も呼びやすい内容になっているのではないかと思います。   

個性的なキャラクター

ドラマの面白さにスパイスをくれるのが個々のキャラクターですが
梨泰院クラスにも個性的なキャラクターが主人公を支えています。

女の戦いとしては
セロイを奪い合うチョ・イソとオ・スアの対立。
どちらも気が強く堂々とした女性キャラですが、
若者を象徴したようなイソと保守的な立場を守るスア。

また滝川クリステルのような面立ちの長家グループの常務キム・ミンジョン氏も
序盤では不穏な空気を醸し出しつつ、後半は味方となるだけでなく
担当刑事との淡い恋模様を覗かせ、物語を和ませています。

JTBC公式HPより

また、刑務所で出会いセロイの仲間となるチェ・スングォンの
義理人情あふれた憎めないキャラクターや
長家会長の息子2人の不器用すぎてクズになってしまったキャラクター。
特に次男の豹変ぶりはヤバい!

展開が早くて見どころ満載

全16話の中にセロイが高校生から30代半ばまでの約15年間が詰め込まれています。
高校生時代【長家との出会い、父親の死】
刑務所時代【スアとの接点、仲間との出会い】
タムバム時代【イソたちと復讐始動・逆境の連続】
ic時代【形勢逆転、恋愛模様】
とテンポよく話が進んでいくので、途中だらけることや
無駄なエピソードがない感じがいいです!

曲が頭から離れない

とにかく曲がストーリーの世界観を肉付けしている感じが最高です。

あーたん

あーたんのお気に入りはGahoの『START』だよ!
セロイが勢いに乗っているときに必ず流れてくるから
こっちまで気持ちがソワソワしちゃうよ~

各話の最後に流れるStone Blockも雰囲気を作っていて、
サウンドのチョイスが本当に素晴らしいです。

幸せと愛のカタチ

梨泰院クラスのテーマを「復讐」とするのであれば
裏テーマは「幸せと愛のカタチ」だと考えます。

物語にはセロイ、イソ、スアの気持ちの変化を通して
「幸せ」と「愛」について視聴者に訴えているといえます。
まず、【幸せ】について。
セロイは父親を失って以降、復讐だけを目的に生きており
【幸せ】を見失っている状況でした。
またイソは恵まれた状況下にありながら(人生イージーモード)
生きることに目的を見いだせずにいました。
そしてスアは自分の生い立ちから自分には選ぶ権利はないと感じ
常に流されるまま受け身でいるしかありませんでした。
セロイとスアは確かに両想いであったはずですが
セロイは目的を果たすことが自分の幸せよりも重要であり
スアはセロイは変わらないはずだという理想と願いのもと
待っているだけで自分から何かすることはありません。

そんな中、生きる目的を見いだせずにいたイソは
セロイに恋心を抱くことで
セロイに振り向いてもらうという目的ができ
セロイのために生きると決心します。
スアに一途な思いを持ち続けていたセロイですが
一緒に敵に立ち向かい愛を真正面からぶつけてくる
スアとは対照的なイソに段々と心が動かされていくことになります。

最終的には復讐を果たしイソへの愛に気づき、
セロイはイソと過ごす幸せを選ぶのですが、
ここで大事なのは、
セロイがどちらを選んでも正解・不正解はないということです。

もしかしたら、初恋で思い続けた
スアとのハッピーエンドもありだったかもしれません。
しかし、セロイが自ら選んだのはイソへの想いでした。

【愛とは与えること】
愛とは決して受け身ではないことの表れなのかもしれません。

誰かに愛されるということは
与えることで生まれ、
一方的ではなく与え、与えられる先に
幸せがある

あーたんは梨泰院クラスにそんな解釈をしました。

まとめ

2020年話題の韓国ドラマ『梨泰院クラス』!
ラブストーリーがあまり好きでない人には
恋愛色の強い『愛の不時着』よりも『梨泰院クラス』派が多いのではないでしょうか。
是非、一度は見ておきたいドラマです。

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この記事を書いた人

『一生、青春』がモットーの平成生まれのアラサー女子!(注※2児を育てるすぼらのフルタイムワーキングママ)
中学生でイ・ビョンホンをきっかけに韓国文化のトリコに♡
現在は、韓国の女優さんのようなキレイなママでいたいなと日々スキンケアに奔走中。韓国の情報を沢山お届けしたいな、と思っています♡

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